ブログは休業モードになっているが、古代史や政治情勢について考えるのをやめたわけではない。
情報源として国内情勢はSamejima Times頼みになっている。少し政治家の人間性についての洞察を仕入れ過ぎで、つられてその政治家への興味が出てしまうのが欠点。そして、政局屋であることをテーマとする余り、その帰結、人々の生活はどうなるのかという問題を忘れてしまう点が良くない。だから、やはり、他の動画も見ることになる。
オール沖縄の敗戦からの高市2次内閣の組閣。そして予定を早めての国連演説。これは何を見せられたのだろうか。鈴木宗男は復党した存在で弱みというか党内でみそぎ中の立場だから内閣を補佐する立場であり、近しい下地の不出馬説得に回った。そのかいあって保守分裂が回避され、県政の政権交代がなされた。その論功で娘が入閣かという見立てもあったが、重要ポストは留任で噂されたサプライズはなく、最後にスポットライトを奪ったのが細野豪志だったというオチ。間髪を入れずにNYへ予定を早めた渡航。
そうなると、やはり細野豪志を隣に立たせ、あのモテ男のモナ男をもびびらせた高市の熱視線が気になるわけである。
熱視線2、目をそらしたトランプ
私が気になったのは、この人がここまで馴れ馴れしく、自信があるのは、もしかしたら、何かに裏打ちされているのではないか、ということだった。これは非常に不自然で摩訶不思議な光景であり、相変わらずトランプは「サナエ」「タカイチ」という名前を発することはないのに、一方的な「ドナルド」呼ばわり。つまり、私は安倍の後継者であるという宣言である。
そして、日米首脳会談35分。その後のガラガラの国連演説と敵国条項廃止のスピーチ。結局、ここでも安倍路線の更新者であるアピールと、さらなる対中ロ北への強硬姿勢
のアピール。拉致問題のバッチを付けている。私にはこう思えた。あのトランプへの熱視線とは、ある種の役割を演じている者としての共感なり、理解表明なのではないかと。安倍晋三もまたそうであった。長期政権を実現し、アベノマスクで失笑を買い、イベルメクチン推進では孤立させられ、首相を退いてから2人目の新総理の誕生後に悲劇が起こった。しかも、暗殺の犯行理由は統一教会との関係性であった。
見せつけられているものは、こうなのである。トランプはMAGAを掲げ、大統領選挙で圧勝して選ばれたにもかかわらず、昨今の裏切りぶりはひどい。せいぜい、1月のベネズエラ介入ぐらいだろう、トランプのMAGAが論理的な説明ができたのは。が、イラン戦争は本当に「いらん戦争」であると。戦争と和平交渉事態が、まるでプロレスのようである。是非はともあれ、大統領拘束・拉致・監禁という荒療治、これも対中包囲網だとか、国内のフェンタニル問題という理由があった。
が、イランへの介入の理由は、何やら及川幸久が熱心に説明はしたものの、結局は3つの宗教の終末思想が交錯した宗教戦争だ。いや、これは米国とイランの1970年代からの闘いだとかいうものだった。そうしたトランプ応援団の説明はどれも納得できるものではなく、結局、MAGAとはMake IsrAel Great Alwaysだったとしか思えないのである。
だとすると、日本で高市がやっていることはMake jApan Great Againなのだろうかという疑問が出てくる。結論から言えば、Make tAiwan Great Alwaysなのではないか。この2つのMAGA運動の役者としての共感であり、理解者であるという自負、自信があの熱視線にあらわれているのではないだろうか。つまり、ドナルド、あなたの役回りを私は理解しています、一緒に頑張っていきましょうね、という表現なのではないか。
そして、ゼレンスキーらとも会談して、相変わらずのロシア批判。西側の優等生を気取る演出はICC問題にも現れたが、トータルでは外交で対話をという路線ではなく、力による現状変更は認めず、徹底抗戦するという戦意の表明である。ウクライナが許されれば、中露が結託して軍事演習を極東で展開する以上、台湾有事なり沖縄有事がありうる、そういう懸念がある上に、なおかつ、有事の場合は米軍の協力が絶対不可欠であるから、日米関係の緊密性をアピールする。が、ウクライナに対して米国は派兵はせず、武器を提供するのみ。イランに対してはトランプはベネズエラのように短期間で収束できると考えていただろう。とにかく「アメリカが勝利して既に終わった戦争である」という印象づけしか興味がなくなっている。その目的は中間選挙であり、そもそものイスラエルへの協力がエプスタイン問題であったろうことが、もはや明白になのではないかと。
高市の顔芸の自信の根拠はそうした事情は全て共有しているということの現れなのではないだろうか。
で、Samejima Timesは国連演説において、細野豪志の役職の一つがアピールされていたという点を見逃さなかった。私は全部をフォローしなかったから、聞き逃したし、そもそも細野豪志が複数の役職を与えられていることも見逃していた。単にイケメンを隣に呼び寄せたわけではなく、細野は抜擢した期待の星であった「よう」なのだ。
ならば、彼が小沢一郎との関係が深いことを忘れてはならない。またいずれ、日本において二大政党制を確立する政局への布石が行われた、と見てよいのではないだろうか。
日米のMAGAが台湾、イスラエルとの政治的統合の動きであると評価できないだろうか。かつて『ヨーロッパの火薬庫』と呼ばれたバルカン半島や東欧地域、そして現在のウクライナ。中東はいわずもがな。極東も実はそうした役割(紛争の結節点)を担わされようとしているのではないか。