8/15、靖国見学

未だに政府自民党に期待していれば日本は安心だと、そう思っている人が多いらしい。というか、皆、自分のことに精一杯でそれどころじゃないというのが本音だと思う。で、わずかな時間を割いて、テレビや新聞を見て政治のことも関心を持たないとと、善意でもって投票をやっているんだと思う。

 

これでは駄目だ。自分達でやらないと駄目なんだと。もっと多くの人が気づかないと。基本、同調圧力が強く、赤信号皆で渡れば怖くないの日本人。で、実際、自分でやれることなんて大して無いじゃないかと、絶望するのがオチ。

 

行動か、認識か。私ができるのは後者でしかないと思う。行動力はないよ、悪いけど。政党を応援する? 政治家個人を応援する? 知らないよ、そんな素晴らしい政治組織や政治的個人がいるとも思えない。どれもこれも疑わしい。

 

麻生がしゃしゃり出てきて皇室典範改悪がなされて、いろいろな政党が何をやっているのかはっきり見えてきた。保守系の政党はどれもこれも駄目だ。「男系男子」「万世一系」、これの起源が2600年前とか言ってる連中とは付き合いきれない。明治時代から始めて、昭和で計算して、初めてそんな概念が出てきて、お祝いしたんだろ?(詳しい歴史は私も知らないけどさ)。

 

靖国に8/15、行きました。参拝はしてません。夕方、飯田橋駅から歩いた。行ってどう思うか、それを確認したかっただけだ。親類縁者を隈無く探せば戦没者がいるのだろうが、遠い親戚であって、あそこで拝む強い理由は感じられない。外から鳥居を眺めたことしかなかったが、中をそれこそ素通りして、意外と普通の神社だった。テレビや映画で見るとオドロオドロしい感じがしていたが。

 

むしろ、私が奇異に思ったことは大村益次郎の銅像がデカデカと建てられていたことだった。さすがに不思議を解消しようと能書きを読んだ。こりゃ、なんか駄目だと思った。大河ドラマ花神。美談にしようと思えば、いくらでも、ああいう方法はあるだろう。が、結局、国民軍を編成するためのインセンティブ装置であった、それだけでしかないのだと思う。さすが西洋の最新事情通、その程度の感想で良いと思う。時々、嘘を言う人がいるが、祀られているのはそもそも官軍の戦没者のみ。逆賊は除外されている。西郷隆盛も坂本龍馬も、そこにはいない。

 

最初の「赤信号」の話に戻るが、じゃあ、そういうビートたけしの組織運営とは何だったか。たけし軍団という名前からして、軍隊を彷彿させるし、それは石原軍団を揶揄する軽いノリかもしれないが、その組織原理とはスパルタ、パワハラのひどいものなんじゃないですかね。それが笑いを生むのだと言えばそれまでだが。ドリフの笑いと大して変わりはない。あれはいかりやvsその他のパワハラ劇というパターンだった。それを視聴率で超えたのが、8チャンネルの剽軽者たちだったとして、パワハラ&セクハラの昭和イズムの集大成だったじゃないか。ついでに言えば、4チャンネルの55号すら、萩本が坂上二郎にパワハラする笑いだったような。あそこに日本人は日常を見て、逆らうに逆らえない状況をやり過ごしていたんじゃないだろうか。

 

ダメだこりゃ。少数意見であろうが、自分の疑問を言葉にすることから再び始めようと思う。

銅像

能書

 

石油本位制から次の国際決済通貨戦争へ?

中東情勢。一体、どこに客観的な事実があるのか。その判断する難しい。

 

ウクライナはまだ手がかりがある。これは始まって数カ月後に手打ちをする状況であったにもかかわらず、イギリスのボリス・ジョンソンが横槍を入れて戦争を継続させた。そういう話であった。これを完全に無視して、戦争開始はプーチン・ロシアが戦争を止めない、大義は西側諸国にあるのだからウクライナ支援で国際世論が形成されている、そういう理解がなされている。そして、現在の戦局についても、ウクライナが国際支援によって反転攻勢を強めている。リベラルはほぼ無条件にこれに賛同する。保守派のみが意見が分かれる。親米保守はウクライナ状況に類似の事態が極東で発生した場合を想定して、力による変更は認めないとしてウクライナ支援を是とする。この保守思想とは対米依存が日本の国益であるという「想定」に依存しているが、その点ではリベラルっぽくは見える。

 

ところが、中東は評価の軸が非常に錯綜している。こちらは停戦の動きは何度か存在して、それなりの局面はあった。が、結局、それらは破棄され続けて、戦争状態は断続しつながらも継続している。状況はウクライナ化している。中東は誰かと誰かが二派に分かれて戦っているという対立ではない。国と国の戦いかと言えばそうとも言えない。国の中の政治勢力が、別個に連携していて、それぞれが大国や周辺諸国と組んでいる。それらの政治勢力とは実はイスラエルが設立に関わっていたりする。そんなことまで踏まえ始めると、そもそも、アルカイダに武器供与したのはアメリカだったという歴史に行き当たる。これらはどういうことなのか。

 

大局を総括すれば、ここは分割統治の考え方の最前線なのだろう。何かの強力な支持基盤が生まれることを阻むための工作が常に行われてきた。そういう地域なのだろうと。

 

ここで、また自分の苦手な分野に視点を移す。1970年代にニクソンショック、金本位制を離脱して変動相場制に移行した。決済通貨としてのドルの負担に耐えかねた米国の横暴だった。これと呼応するように、オイルショックというのが起きた。結果、「ペトロダラー」という仕組みが生まれた。これを翻ってみると、金本位制から石油本位制への移行と評価できないだろうか。表向きの説明と裏の説明。アカデミズムは表向きの説明を行う。が、貨幣という記号は実体経済と離れて自律的に発展することはそもそも可能なのであろうか。可能という実験を仮想通貨は行っていると言われてはいるが。結果は非常に不安定、とてもじゃないが、富の保存手段として安心は得られない。金は経済活動のボリューム増加に対して、あまりにも希少であったと。すると、別の「実体」に寄生するしかなかった。となると、経済活動の基盤たる石油に目が行ったのだろう。石油の取引にドルを使うというルールが出来て、ドルは安定した。ドル支配の陣営としてサウジアラビアなどという国が台頭していった。これを邪魔するものをことごとく米国は排除していった。

 

その結果、何が起きたのか。自業自得で米国は疲弊した。この隙を付いて、ロシアと中国の相対的地位どころか、絶対的地位?すらも向上した。慌ててリカバリーしようと画策しているのが現在の国際政治なのだろう。

 

であるとして、一体、アラスカでの米ロ会談、北京での米中会談とは何だったのか。非常に不思議である。ロシアには国防の威信をかけて歓待する姿勢を見せた。一方で、中国へは、対立・不信の表明をしに行ったのか、それとも経済交流の布石として行ったのか。何が狙いだったのかもわからない。対立するならば、経済界の訪問団を組織する必要がそもそもない。が、対立を演出する映え映像だけは取らせて、通信機やらをその場で破棄して帰った。トランプにとってはアメリカのグローバル企業を引き連れて行けば威嚇になると思ったのだろうか。で、急遽参加させたNvidiaのチップ購入を中国側は拒否。商売はしたいが、お前らの悪巧みは全部お見通しである? そういう強い意志表示でもあったと? 滑稽だ。戦わずして、米国は勝手に疲弊していってくれている。

 

AI、金融、新たな国際決済通貨を巡る争い。ここにも、表向きのアカデミズムが説明する大義とは別の、何かが裏で蠢いているような気はする。ここで、例えば、トランプが全て解決してくれる。彼の戦いを支援すべきだ、なんて言えるんだろうか。言っている人はいるわけだが。無駄なんだから戦争やめるべきだ、それが唯一の答えだろう。

いらん戦争の停戦レビュー

こういうのが世界情勢だとして、とてもじゃないけど理解できないし、理解したくもないと思っている人は多いのではないだろうか。

佐藤優によれば、イラン政権は12イマーム派という宗教的理由から嘘を付いてもいいという相手、合意は独ソ不可侵条約のようなもので、いずれ破るという前提で締結されたもの。核開発施設については破壊する能力、意志ともに米国とイスラエルは持っているから、そこを保留して停戦を協議できた。これで中間選挙を乗り切り、イランの嘘が明確になった時点で攻撃をするつもりである。

そういうことだそうです。つまり、日本でなされている、トランプ敗北という分析は全然ダメである。

誰が正しかったか。あとで答え合わせする以外にない。

しかし、これを戦争地上げ屋と呼ばずして何なのだろう。これが「正義」なのだろうか。12イマーム派は原理主義のカルトであると、言い続ける及川幸久。佐藤もその考え方のよう。それではトランプ政権が支持層として重視する福音派。これはカルト性がないのだろうか。その問題には及川も佐藤も触れていないように見える。カルト同士の終末を巡る策略。

どちらも気が狂っているとしか思えないのだが。聖書に書かれていることは人生の不条理とどう付き合うべきかを教えるものであると思うが、果たして、実際に救世主が復活して救いに来るというストーリーをどこまで信じるべきなのかは、意見が分かれると思うのだが。

そういう点ではオウム真理教とある意味似ているのだが。仏教の思想と修行の世界にキリスト教的な終末論を継ぎ足した。およそあらゆる宗教の要素を集大成したカルトであった。これが東勢冷戦の崩壊を利用して兵器を輸入し、核にも手を伸ばそうとしていたわけである。が、米国、イスラエルは言うまでもなく、イランも核を所有しているという噂である。

トランプのイラン攻撃に対する反応から見えること

宗教というものを理解しよう。そういう話だったが、宗教の方から「自分たちのやっていることはこういうことです」そう教えてくれる展開だった。それは日本に限った話だったのだろうか。

ついに、山口敬之までもがトランプ変節を言い始めた。伊藤貫は就任当初、トランプ政権のスタートダッシュ的な政策発動に評価をしていた。が、彼はトランプの非論理的な言動には当初から否定的ではあった。その後のトランプの散発的行動では、下鞘のトランプアレルギーに戻っている。男系男子派の論客である宇山卓栄も今回のイラン攻撃は全く擁護できないと言っている。

一方で、高市応援団でトランプのイラン攻撃を支持する論客は長谷川幸久や上念司だろう。長谷川についてはハメネイ氏死亡のニュースを笑いながら動画で述べているのが気になった。中東について私は大した認識をしていない。その状態だとしても、仮に金正恩が爆撃で死んだというニュースを聞いたとして、どのような反応で動画を作るだろうか。爽快な攻撃をしてくれた。ありがとう。だろうか。これは絶対に無いと思う。

このような方法で国際問題を解決する正当性は果たしてあるのだろうか。誰が、どのようにこの「正義」の制裁を根拠づけられるのだろうか。この方法で問題解決、紛争解決を許可、受け入れした後には世界戦国時代、以外に未来像というべきものは描けないだろう。

このような考えはナイーブであろう。現に、長谷川幸久は保守派内のこうした分裂に蒙昧呼ばわりを始めている。勇ましい行動を賞賛するのは勇気があるように思われるかもしれない。が、彼がインスパイアされたというミア・シャイマーのような論客がトランプの行動を現在どう見ているかを見れば、これをネオ・リアリズム、これが世界の政治の主流だと豪語するのはどうかと思う。

気に入らない政権は鉄拳制裁。要するにトランプとは世界の「地上げ屋」に過ぎなかったのではないだろうか。これが彼の最終地点だとすればだが。

擁護する保守系のロジックは、イギリス系のDSとの戦いだというものだろう。が、ならば、トランプがイスラエルのネタニアフらの強行保守派の大イスラエル構想のシナリオに沿って動いているような情況はDSにも二種類あって、結局、大枠のDS支配構造は世界の人々を揺るがし、篩にかける分断という統治機構の一環であったという認識しか出てこないだろう。これをどのように論理づけようとも、それはそれで謎解き、陰謀の裏を知った快感は多少あるだろうが、その先には絶望しかないだろう。石破か高市かの2択で救われない、私のような世界認識においては。

 

国際情勢、最悪の事態が進行中

本当に、イラン征伐は「いらん」ことをしてくれたと思う。あらゆる面でそう。まずは生活実感として、今後、ますます暮らし向きは悪くなるだろう。もう、レジャーだとか、そういう余裕はなくなるだろう。1970年代のオイルショックの二の舞にならないことを願う。そろそろ、また何かを買い占める動きが出てくるだろうと思う。値上げ、値上げで庶民が根を上げるだろう。

 

識者?のいう解説、これほど真っ二つに分かれているのは珍しいといいたいところだが、もうほとんど、こういうどちらかの側に立ったプロパガンダ合戦であることは相変わらずだ。しかし、イランが悪の枢軸だとする言説に与する高市応援団、あれはねえ。名前と違って、高い位置から俯瞰して政治をしてくれるならいいが、ポチ位置だからな。米国に追随する、そういう連携だけやっていれば、と。なぜ、ああいう中途半端な時期に総選挙をいきなりやったか。それは、中東で有事があるという情報を知っていた、インサイダーだったということだろう。緊急事態が起きる可能性、それはあるだろう。戦況によっては東アジアの軍事バランスに米軍の戦力が中東重視となれば変化が生じることもあるだろう。であれば、非常にきな臭い事態が連鎖する可能性が0とは言えないだろう。

 

それにしても、米国というのは愚かだと思う。イランから(あるいは米国の周辺国から)ドローンを飛ばして米国を攻撃する? 誰がそんなシナリオを信じるだろうか。仮にそれが起こったとして、それは米国内の動きだろう。南米・北米にイランの友好国、軍事作戦に協力できるような関係の国が果たしてあるのだろうか。イランの暴発、これも本当にイランがやっているかは疑問だと思う。越境3.0chではイラン国内にモサドがドローン工場を建設していたという話を言っていた。こういう工作をしているのはイスラエルだろう。2年前のパレスチナ紛争さえ、怪しい。

 

追記:ベネズエラ作戦、あれはまだかろうじて理解可能だった。が、イラン爆撃は受け入れられないだろう。せめて拉致して人道的に扱えよと思う。米国の側に大義は0だと思う。この情況ではトランプ支持は理解できない。トランプ政権に好意的だった人が寝返っている。エマニュエル・トッドしかり、ミア・シャイマーしかり。手厳しい。

不穏?

情況について述べるのが非常に難しい時期だ。衆議院解散が情報として出始めた頃に今年一つ目の記事を書いたけれども、総選挙の結果は自民党による劇場型政治がまだ通用するのかという驚くべき事態だった。愛国ムーブ、隣国に対する高派的な姿勢を貫けば何か国民を指導者という評価が得られ、それをマスメディアが警戒すればするほど、大衆の間の愛国感情が刺激されるという循環で高市人気が異様に高まってしまった。政策の細かい内容とか、発言との矛盾を議論するのではなく、大枠の勧善懲悪の物語で2択を迫られるという情況が意図的に作られた感がある。

そういう点では中道改革連合なる野合は高市政権のアシストをしたわけであり、これらも含めて、合意形成されての政局であったという見立ても十分根拠はあり得るだろう。少なくとも世代交代、新しい時代へと舵は切られた、この点は確かであると思う。

投票行動に見られた高市を強く指示する言論とは別に、左右の両陣営からの言論を見れば、どちらの側からも危険な兆候を見取った見解があるのが非常に不気味である。それらの言説の通りであるならば破滅への道を歩む、そうである。台湾有事ではなく尖閣有事からの日中戦争へ。国際分業という美名の下、兵糧攻めの布石は打たれ、有事に打たれ弱い経済構造になっている。再び負け戦を勇んで戦いに出るというのか。ここで、少なからず異論を申せば、80年前には「満州」という飛地ユーラシア大陸に存在したのだ。それを拠点に有事を乗り切れる、そういう計算があった。石油探索の技術が未熟で戦略が狂った、それが敗因だったろう。そして、それを主導した満洲国建設の指導部の連中は同胞を見捨てて自らを率先して引き上げたのである。

戦争は謀略に巻き込まれたとする議論があるが、満洲国の実態を見れば、それは防共の砦の建設であったのか、それとも日本国の国益のための植民地であったのか、非常に錯綜していて、判別が困難ではないのだろうか。いずれにせよ、進行財閥と組んだ官僚、この中には安倍晋三という政治家の親族の名前を消すことはできないわけで、1960年安保闘争の争点から考え直さなければならないと思われる。

 

宗教をテーマにと昨年は言った。この約束を反故にして、新しい論点へ移るのか? いや、今回の衆議院選挙、これほど「宗教」の匂いがした政局はかつて無かっただろう。ここまで前景に出られたら、いくら何でも国民は気づかざるを得なかったのではないだろうか。衆院選の開票日、私は暇空茜のライブを期待したが、彼はゲーム実況ばかりしていて、当日の開票結果には無関心を装っていた。翌日の確実な情報を見極めてから、チームみらいという政党の躍進について冷静に分析したと思う。不自然を自然と見る言説が多い中、今回は暇空に軍配が上がると思われる。

 

自民党という野合は政権安定化装置である。公明党を加えて野合体制を維持してきたが、離縁した方が政権が安定したのである。これが事実であった。そして、恐らく、基本政策は従来の既定路線がほぼ維持される。このことが決まった政局だったということだろう。

政局に対する一視点

高市政権に対する異様な高支持率。何かおかしいと思う。夏の参院選の争点は何だったのか。「消費税廃止」と「移民の制限」。部分的な改善で良しとしていいのだろうか。高市支持は中国への対決姿勢によるものだと思う。これが保守と呼ばれる人々を熱狂させる。そして、年明けに「中道」(仏教用語)を掲げる政党の誕生。中の意味は仏道ではなく、中華人民共和国と揶揄されるネーミング。要するに外交姿勢を巡っての闘争へと昨年の国民運動の成果が捻じ曲がってしまったわけである。

 

この情況においては、政党の見極めが重要だ。私は原口新党を支持しません。原口一博は人気のある政治家であり、誠実な人柄だと思う。しかし、やはり、私は今動いている政局がほとんど松下政経塾出身者で展開されている様に非常に奇異な感覚がする。原口は小沢一郎との関係を経ってはいない。しかも、山本太郎も同じである。また、原口は「中国、技術がすごい。追いつけない」といった発言を動画で行っており、私はそれが非常に奇異に映った。また、ある時は「発展する中国と共に成長する」といった表現もする。小沢チルドレンなのではないだろうか。つまり、二大政党制を我が国に実現しようという一派なのだと思う。

 

宗教の見極め、これを急ピッチでやりたい。